議院埼玉選挙区 補欠選
上田清司氏が立候補表明

来月行われる参議院埼玉選挙区の補欠選挙に、前の埼玉県知事の上田清司氏が、無所属で立候補することを正式に表明しました。

上田氏は20日、埼玉県庁で記者会見し、「国会時代の仲間、市町村長の皆さん、県議のみなさん、経済界の方々からも県政をバックアップしながら国政の課題にしっかり取り組めという話があり、しっかり声を受け止めて立候補することにした」と述べ、来月行われる参議院埼玉選挙区の補欠選挙に無所属で立候補することを正式に表明しました。

今回の補欠選挙は、埼玉県の大野知事が、先月行われた知事選挙に立候補するため、参議院議員を辞職したことに伴うもので、立候補を表明したのは上田氏が初めてです。

上田氏は福岡県出身の71歳。旧民主党などで衆議院議員を3期務めたあと、平成15年から先月まで、埼玉県知事を4期16年務めました。

上田氏は、事実上の与野党対決となった先月の埼玉県知事選挙で野党4党が支援した大野知事を全面的に支援したこともあり、今後は、自民党など与党側の対応が注目されます。

参議院埼玉選挙区の補欠選挙は、来月10日に告示され27日に投票が行われます。