源確保は切実 命の
危険に直面する」舩後氏

台風15号の影響で千葉県内の広い範囲で停電が続いていることを受けて、れいわ新選組の舩後議員は、人工呼吸器を使用する障害者などにとって、非常用電源の確保は命に関わる切実な問題だとして、政府に必要な体制を構築するよう要望しました。

難病のALS=筋萎縮性側索硬化症患者のれいわ新選組の舩後議員は、18日、国会内で防衛省や内閣府の担当者と面会し、党が取りまとめた台風15号の被災者支援についての要望書を介助者を通じて手渡しました。

要望書では、千葉県内の広い範囲で停電が続いていることについて、「人工呼吸器を使用する人にとって災害時の電源確保は切実な問題で、高齢者などもエアコンが使えなければ命の危険に直面する」と指摘し必要な体制を構築するよう求めています。

また、壊れた屋根をシートで覆う作業について、高齢者や介護が必要な人の住宅を中心に、自衛隊が支援するよう要望しています。

これに対し、防衛省の担当者は「地方自治体と連携して進めていきたい」と述べました。