産者が求める支援
スピード感持って対応を」

江藤農林水産大臣は台風15号による停電で被害を受けている千葉県の漁港や酪農の施設を視察し、漁業関係者や農家の要望をふまえ、できるだけ早く支援策を検討する考えを示しました。

江藤大臣ははじめに千葉県鋸南町の保田漁港を訪れ、漁協の関係者から台風の被害について説明を受けました。

この中で漁協の関係者は「台風の影響で定置網が破れ、水揚げした魚を保管するための施設も停電で使えなくなっている。当面操業は難しい」と述べ支援を求めました。

続いて江藤大臣は南房総市にある生乳を貯蔵する施設を訪れました。

施設の運営者は「停電が続く中、自家発電機で施設を稼働させているが、生乳が生産できない酪農家も多く、通常の7割ほどしか生乳を集めることができていない」と厳しい現状を説明しました。

農林水産省によりますと、千葉県と茨城県の農林水産業では13日午前5時の時点で143億円の被害が確認されていますが、被害額はさらに拡大する見込みです。

江藤大臣は記者団に対して「生産者が求めている支援に沿ってスピード感を持って対応したい」と述べ、漁業関係者や農家の要望をふまえ、できるだけ早く支援策を検討する考えを示しました。