日も早い復旧を」
武田防災相が多古町視察

広い範囲で停電や断水が続く千葉県多古町を、武田良太防災担当大臣が視察し「1日も早い復旧に努めたい」と述べました。

11日、就任したばかりの武田大臣は午後1時半ごろ、多古町役場を訪れ、所一重町長と面会したあと、自衛隊による給水活動の様子を視察しました。

このあと、住宅の屋根が飛ばされた現場に移動し、町長から被害についての説明を受けました。

この中で、町長から自衛隊による仮設風呂の設置を要望されると、「今の状況で何ができるか対応を協議します」と答えていました。

武田大臣はNHKの取材に対し「電波障害に水不足、電気も通っていないため住民は大変な苦しみを味わっていると思う。総力をあげて1日も早い復旧に努めたい」と話していました。

「復興に向け対策急ぐ」 千葉県知事と面談

武田防災担当大臣は被災地を視察したあと、千葉県庁を訪れ、森田知事と会談しました。

森田知事が電力の復旧などについて国の支援を要請したのに対し、武田大臣は「停電や水の問題、通信障害などが住民の方々のストレスとなっている。1日も早くもとの生活に戻ってもらいたい」と答えました。

そのうえで「視察した香取市の人たちも『こんな台風は来たことがない』と言っていた。今後も起きるおそれがあるので、県や市町村、関係機関や政府を含め、初動体制や意志疎通のしかたについてマニュアルを作ったほうがいいのではないか」と述べました。

会談後に取材に応じた武田大臣は「自衛隊をはじめ関係機関が総力を挙げて、できるかぎりのバックアップ体制をとっているので、何ができるか検証しながら対策を講じていきたい」と述べました。