LSの舩後議員 首相と
面会「1億総活躍は重要」

難病のALS=筋萎縮性側索硬化症患者で、先の参議院選挙で初当選した、れいわ新選組の舩後靖彦参議院議員が総理大臣官邸で安倍総理大臣と面会し、障害者の社会参加が進むよう頑張りたいと抱負を伝えました。

舩後氏は平成15年に千葉市で、当時、自民党の幹事長として街頭演説を行っていた安倍総理大臣と握手を交わした際、名刺を受け取り、それ以来、メールのやり取りをするなどして親交を深めてきたということです。

4日、総理大臣官邸を訪れた舩後氏は安倍総理大臣と面会し、事前に用意した紙を介助者が代読する形で国会議員としての抱負を伝えました。

舩後氏は「『1億総活躍社会』という目標は非常に重要なことで、私のような常時、看護や介護が必要な患者も含めて、それぞれの望みや能力に応じて思う存分に社会参加できるようにすることが私の願いです」と述べました。

そのうえで「所属する政党は違いますが、ぜひお互いに切さたく磨していただきたく存じます」と述べました。

これに対し安倍総理大臣は「大変ですが頑張ってください」と激励したということです。