イス大使に読売新聞
グループ会長を起用へ

スイスの新しい大使に、読売新聞グループの会長で、日本新聞協会会長も務めた白石興二郎氏が起用されることになりました。

新しいスイス大使になる白石氏は72歳。

昭和44年に読売新聞社に入り、政治部次長や編集局長などを経て、平成28年から読売新聞グループの会長に就任しました。

ことし6月までは、日本新聞協会会長も務めていました。

また、ことし1月に新設されたベラルーシ大使館の初代大使には、ベラルーシ大使館の参事官の徳永博基氏が起用されます。

▽キルギス大使には、ジェトロ・日本貿易振興機構の理事などを務めた、前田茂樹氏、
▽ザンビア大使にはドイツ公使などを務めた水内龍太氏、
▽バングラデシュ大使には、アメリカのシカゴ総領事の伊藤直樹氏がそれぞれ起用されます。

さらに、
▽ASEAN=東南アジア諸国連合日本政府代表部の大使にはアメリカのロサンゼルス総領事の千葉明氏、
▽デンマーク大使には国際文化交流審議官などを務めた宮川学氏、
▽ミクロネシア大使にはザンビア大使の側嶋秀展氏がそれぞれ起用されます。
▽セーシェルとソマリアの大使は、ケニア大使の堀江良一氏が兼務します。

これらの人事は、30日付けと来月2日付けで発令されます。

「人事はすべて適材適所」

菅官房長官は、閣議のあとの記者会見で記者団が、マスコミ関係者を大使に起用する人事のねらいを質問したのに対し「大使人事も含めて、人事はすべて適材適所で行っている」と述べました。