民党 立民と国民の
会派合流後も離脱せず

国会での会派をめぐり、立憲民主党と参議院で会派を共にしている社民党は、立憲民主党と国民民主党が合流したあとも離脱しないことを決めました。

立憲民主党の枝野代表と国民民主党の玉木代表は、20日党首会談を行い、衆・参両院で会派を合流することで合意しました。これを受けて、社民党は、22日の常任幹事会で対応を協議し、立憲民主党と国民民主党の会派が合流したあとも、参議院の会派から離脱しないことを決めました。

そのうえで、国民民主党との会派の合流によって、立憲民主党の憲法改正や原子力政策をめぐる主張に変化が出ないか注視していく方針を確認しました。

一方、衆議院については、次の解散総選挙に向けて党の存在感を高める必要があるとして、会派には合流しないとしています。

又市党首は、記者会見で、「今までばらばらだった野党が一緒に対応することで、与党への対抗力が違ってくる。立憲民主党と国民民主党の間で憲法改正や原子力政策をめぐる考えに違いがあるのは事実なので、両党間で調整してもらいたい」と述べました。