海兵隊総司令官と
岩屋防衛相が会談

岩屋防衛大臣はアメリカ海兵隊のトップに先月就任した、バーガー総司令官と防衛省で会談しました。

先月、アメリカ海兵隊のトップに就任したバーガー総司令官は、19日から日本を訪れていて、20日午前、防衛省で岩屋防衛大臣と会談しました。

この中で岩屋防衛大臣は「アメリカ海兵隊には、自衛隊の水陸両用作戦の能力向上や、輸送機オスプレイの教育訓練などで協力をいただいている。今後とも地域の課題に日米が緊密に連携して対応していくため、理解と協力をお願いする」と述べました。

これに対しバーガー総司令官は「自衛隊とは訓練や作戦を共にしていて、私が命を預けてもいい仲間だ。『着任後初めての海外訪問は日本でなければならない』と考えて訪問した」と応じました。

そして両氏は沖縄のアメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設を着実に進めていくことや、短距離弾道ミサイルなどの発射を繰り返す北朝鮮に対し、連携して対応していくことを確認しました。