務審議官 イラン外相や
外務次官と会談

中東でイラン情勢をめぐる緊張が高まる中、イランを訪問している外務省の森外務審議官はザリーフ外相と面会し、中東地域の緊張緩和や情勢の安定化に向けて、日本とイランが継続的に協議していくことが重要だという認識で一致しました。

森外務審議官は、首都テヘランのイラン外務省で、日本時間の17日午後7時からおよそ30分間、ザリーフ外相と面会しました。

この中で、森外務審議官とザリーフ外相は、ことし6月の安倍総理大臣のイラン訪問など活発な要人往来が行われていることを双方が評価していることを確認しました。

その上で、日本とイランの伝統的な友好関係を踏まえ、中東地域の緊張緩和や情勢の安定化に向けて、継続的に協議していくことが重要だという認識で一致しました。

これに先だって、森外務審議官は、イランのアラグチ外務次官とおよそ3時間にわたり、外務次官級協議を行いました。

一連の会談では、中東のホルムズ海峡の安全を確保するため、アメリカが有志連合の結成を目指していることも踏まえ、意見が交わされたものとみられます。