害ある議員用の福祉車両
「参院で購入を」自民が提案

参議院では、重度の障害がある、れいわ新選組の議員などが希望している福祉車両を、自民党が、導入すべきだと提案し協議することになりました。また山東参議院議長は、衆参両院で行われてきた総理大臣の所信表明演説について、どちらかの院で1回にまとめて行うことを提案し、与野党が対応を検討することになりました。

参議院では、重度の障害がある、れいわ新選組の議員2人と、車いすを使っている国民民主党の議員が、移動手段として福祉車両の手当てを希望しています。

参議院議院運営委員会の理事会で、自民党は「参議院として福祉車両を購入し、3人に割り当てるべきだ」と提案しました。

これに対し野党側は「ほかの会派への車両の割り当てとのバランスも考慮しながら議論していきたい」として、与野党で協議していくことになりました。

また理事会では山東議長から、これまで衆参両院で行われてきた総理大臣の所信表明演説について、どちらかの院で1回にまとめて行うことを検討するよう提案があったことが報告され、各党は持ち帰って対応を検討することになりました。