韓国外相 各国に「日本の措置不当」と訴え 輸出管理強化で

韓国のカン・ギョンファ(康京和)外相は1日、日韓外相会談のあと、相次いでEU=ヨーロッパ連合やASEAN=東南アジア諸国連合の外相との会談に臨み、日本の輸出管理の厳格化は不当だと訴える姿勢を強めています。

韓国のカン・ギョンファ外相は、河野外務大臣との会談を終えたあと、1日午後、EUのモゲリーニ上級代表と会談しました。

韓国外務省の発表によりますと、カン外相は会談で、日本の輸出管理の厳格化をめぐり「否定的な影響について懸念を表明し、日本がこれ以上、状況を悪化させず、措置を撤回するよう、対話を通じた外交的解決に向けて努力していく」と述べたということです。

韓国側の発表によりますと、「モゲリーニ代表は、協議による円満な問題解決の重要性に共感を示した」としています。

またカン外相は、ASEANに加盟する10か国の外相との会議で、日本を名指ししなかったものの、「主要貿易相手国との間で緊張が高まっていることについて、各国外相が懸念を示している」と述べました。そのうえで「自由な貿易と通商を通じ、成長を果たすべきだ。ほかの国の経済を犠牲にして、自国の利益を追求するような姿勢や方法はとるべきではない」と述べました。

カン外相は1日、ブルネイとの外相会談でも同様の主張をしており、各国外相が集まる国際会議の場を利用して、日本の措置が不当だと訴える姿勢を強めています。