下鉄車両に「子育て応援
スペース」 都営大江戸線

東京都は都営地下鉄大江戸線の一部の車両に、31日から小さな子どもを連れた人も気兼ねなく利用できる「子育て応援スペース」を設けることになり、小池知事が改装された車両を視察しました。

小池知事が視察したのは小さな子どもを連れた人も周囲に気兼ねなく列車を利用してもらうため、大江戸線の一部の車両に試験的に導入される「子育て応援スペース」です。

このスペースはベビーカーなどを置きやすくするため、片側の座席がなく、子どもたちが楽しみながら列車に乗ることができるように人気アニメの「きかんしゃトーマス」のイラストで装飾されています。

このスペースを設けた車両は31日から運行される予定で、都は小さな子ども連れの人たちに使ってもらうスペースがあることをポスターなどで周知し、周囲の利用者にも理解を求めていくことにしています。

視察のあと小池知事は記者団に対し「お母さんも、ベビーカーで列車に入り、よい扱いをしてもらえない経験があると思うが、『お子さん連れでいいですよ』というメッセージが、あのスペースには詰まっているので、安心できるのではないか」と話していました。