院 車いすの議員のため
玄関や議場を改修 PC可

参議院議院運営委員会の理事会で、来月1日に召集される臨時国会を前に、障害がある議員への当面の対応がまとめられました。

大型車いすの2人には

舩後氏と木村氏は大型の車いすを使っているため、本会議場の出入り口近くの席を改修し、2人が出席できるスペースが設けられます。

2人は体をほとんど動かすことができないため、本会議の採決では、代わりに介助者がボタンを押したり手を挙げたりすることなどが認められます。

賛成や反対の木札を登壇して投票する「記名投票」の際には、介助者が参議院の職員に木札を渡して、投票してもらうことになっています。

さらに、舩後氏は、装置を噛むことでパソコンに文字を打ち込んで意思の疎通を図っているため、パソコンなどを本会議場に持ち込むこともできます。

上着やネクタイの着用は求められません。

参議院は秋の臨時国会に向け、舩後氏と木村氏の質疑のあり方を検討することにしています。

国民 横澤氏 車いすで入れる席に

国民民主党に入った横澤氏も車いすを使っているため、本会議場では車いすで入れる席を利用してもらい、採決では挙手が認められます。

議事堂全体でも配慮

国会議事堂の中央玄関と参議院の正面玄関にはスロープが設置され、本会議場などには電動車いすや医療機器などのための電源が設けられます。

登院したことを示すボードのボタンも、介助者らが押すことが認められます。

車いす用トイレは本会議場の出入り口がある2階などにありますが、現在はない3階にも設置を検討するということです。

議員会館の事務所は、低層階で車いす用トイレが近くにある部屋が割り当てられる予定です。

3人は移動手段として福祉車両の手当てを希望しているため、参議院は対応を検討するとしています。