議院 れいわ2人当選で
施設改修など検討へ

参議院選挙で、れいわ新選組から、難病の患者と重度の障害者の2人が当選したことを受けて、参議院では、2人が議員活動しやすい環境を整えるため、施設の改修などを含め、対応を検討することにしています。

21日投票が行われた参議院選挙の比例代表では、れいわ新選組から、全身の筋肉が動かなくなる難病のALS=筋萎縮性側索硬化症と診断された舩後靖彦氏と、幼いときに障害を負い、手足がほとんど動かなくなった木村英子氏の2人が初当選を果たしました。

2人は、車いすで生活し思うように体を動かせないことから、参議院では、議員活動しやすい環境を整えるため、どのような支援が必要か、本人に確認したうえで、議場など施設の改修や、質疑・採決への参加方法を含め、対応を検討することにしています。

自民党の森山国会対策委員長は、記者団に対し「施設について、どう対応するかが1つの課題だ。改めるべきは改めなければいけない」と述べました。