院選特集ダイジェスト
投票まで1週間 各党の訴え

参議院選挙の投票日まで1週間となり、NHKの「参院選特集」で、与党側は政治の安定を訴えたのに対し、野党側は政治の転換などを訴えました。

自民 萩生田幹事長代行

「6年半、自民・公明両党の連立政権で安定した政治を進め、内政・外交ともに大きな成果を収めてきた。この政治の安定を続け政策を前に進めるのか、共産党を含めた野党の連合で混乱する政治に逆戻りするのかを決める選挙だ。政党を隠して選挙に臨むやり方ではなく、わが党は責任政党として政策を訴えて一つ一つ結果を出していきたい」

公明 斉藤幹事長

「決めるべきことを決めるべきときに決めていく政治が無くなったら、漂流する日本になってしまう。自民・公明両党で過半数を取るよう頑張っていきたい。公明党が連立政権にいることで、安定し、国民の声を政策に反映できる」

立民 福山幹事長

「32の1人区で野党の統一候補で戦っている。国民に分かりやすい選択肢を示すことによって、野党の候補者に国民の皆さんの大きな力を頂きたい。争点は、消費税の増税を止めて年金を立て直すという一点だ。生活を守り、立て直すための選挙だ」

国民 平野幹事長

「国会の劣化した行政監視機能を取り戻さなければならない。野党の議席を増やすことで、緊張感のある政治状況を目指している。家計第一の経済政策に転換し、安倍政権の安定ではなく、国民生活の安定を取り戻さなければならない」

共産 小池書記局長

「1人区では市民と野党の共闘で勝利し、複数区と比例代表で共産党を躍進させ、安倍政権に代わる新しい政治をつくるために全力を尽くしたい。ジェンダーの平等を訴え、勝利したい」

維新 馬場幹事長

「消費税をいくらまで上げれば社会保障を充実してもらえるのかと不安視している声が聞かれる。不安を先に解消すべきで、選挙が終われば身を切る改革をやっていきたい」

社民 吉川幹事長

「企業だけが栄えて、国民生活が不安のどん底に落とされている。今の政治を変えていくため、しっかり最後まで訴えていきたい」