いたいやねえ」
竹村健一さん死去

パイプをくわえたスタイルや独特な語り口で人気を集めた評論家の竹村健一さんが今月8日、多臓器不全のため東京都内の病院で亡くなりました。89歳でした。

竹村健一さんは大阪の出身で京都大学を卒業後、新聞記者や民間企業の社員を経て評論活動を始めました。

政治・経済や自己啓発など幅広い分野で評論家として活躍し、ニュース番組のコメンテーターなども務めました。

「デリーシヤス」などの流行語を生み出したほか、パイプをくわえたスタイルや「だいたいやねえ」という語り口で人気を集めました。

家族によりますと竹村さんは80歳で現役を引退したあと、旅行や趣味のテニスを楽しんでいましたが、この2年ほどは入退院を繰り返していたということで今月8日の夜、多臓器不全のため東京都内の病院で89歳で亡くなりました。

告別式は家族葬で行い、お別れの会などの予定はないということです。