院選 各党女性議員が
街頭で支持訴え

今回の参議院選挙では、女性の立候補者の割合が過去最高になっています。各党の女性国会議員も全国各地の選挙区で街頭演説などを行って、支持の拡大を訴えています。

自民 稲田氏「日本を守れるのは自民」

自民党の稲田筆頭副幹事長は福井市で「私は福井のおっかさんの代表であることをとても誇りに思っているが、女性が企業や政治の世界で活躍するには、まだまだいろいろとやらなければならない。政治の安定なくして日本を守ることはできず、経済を再生させることはできない。そして農業を守ることもできない。しっかりと日本を守っていくことができるのは、わが自民党しかない」と訴えました。

立民 蓮舫氏「戦闘機100機買うお金を待機児童の解消に」

立憲民主党の蓮舫参議院幹事長は東京 世田谷区で「どうして少子化なのに待機児童はなくならないのか。予算が十分とは言えない状況だからだ。アメリカのトランプ大統領に安倍総理大臣が戦闘機を100機買うと約束した。このお金があるなら、どうして待機児童解消などに回さないのか」と訴えました。

国民 田名部氏「弱者切り捨て政治 変えなければ」

国民民主党の田名部副代表は浜松市で「働くシングルマザーの2人に1人は貧困で働いても苦しい。高齢者は少ない年金で長生きするんじゃなかったと悲しいことをつぶやく。弱者を切り捨て強い者だけが強くなるような政治を変えなければいけない」と訴えました。

公明 古屋氏「認知症でも安心して暮らせる社会を」

公明党の古屋副代表は、大阪府門真市で、「公明党は、認知症の問題に力を入れて取り組んでいる。医療や介護だけでなく、まちづくりや教育などを総合して推進していかなければならない。認知症になっても安心して、希望を持って暮らせる共生社会を目指していく」と訴えました。

共産 畑野氏「安倍政権が夫婦別姓 実現の壁に」

共産党の畑野君枝衆議院議員は横浜市で「夫婦が同じ名字にしなければならないと法律で義務づけている国は日本だけだ。安倍政権がジェンダー平等や選択的夫婦別姓の実現の壁になっている」と訴えました。

維新 高木氏「消費増税 凍結すべき」

日本維新の会の高木かおり参議院議員は大阪市で「消費税の増税は凍結すべきだ。身を切る改革はまだまだ道半ばであり、大阪でできた改革を国政へと持っていき、全国に広めたい」と訴えました。

社民 福島氏「保育の質と量 応援していく」

社民党の福島副党首は水戸市で「教育の無償化もいいが、待機児童問題がある。保育の質と量を両方、車の両輪として応援していかなければならない」と訴えました。