参同日選 “過去には
死んだふり解散も”麻生氏

夏の参議院選挙にあわせた「衆参同日選挙」について、麻生副総理兼財務大臣は、かつては、大方の見方に反して、突然衆議院の解散に踏み切った、いわゆる「死んだふり解散」もあったとして、「安倍総理大臣にしか分からない」と指摘しました。

夏の参議院選挙にあわせた「衆参同日選挙」について、安倍総理大臣は、踏み切らない構えですが、野党側の動向も見極めて、最終的に判断するものとみられます。

こうした中、麻生副総理兼財務大臣は、宇都宮市で行われた会合で、中曽根元総理大臣が昭和61年に、衆参同日選挙をねらって、大方の見方に反して、突然衆議院の解散に踏み切った、いわゆる「死んだふり解散」に触れました。

そして、「あの時は『解散は200%ない』と言われていたが、解散した。それが現実だ。安倍総理大臣にしか分からない」と指摘しました。