送機から81ミリ迫撃砲
が落下」静岡 裾野市で

岩屋防衛大臣は衆議院安全保障委員会で、航空自衛隊の輸送機が18日昼すぎ、静岡県裾野市で訓練中に迫撃砲をこん包した物資を上空から誤って落下させたことを明らかにしました。実弾は含まれていないということで、防衛省で確認を急いでいます。

この中で、岩屋防衛大臣は「18日12時06分ごろ、航空自衛隊の第2輸送航空隊・入間基地所属のC1輸送機が、東富士演習場で、物量投下訓練を実施していたところ、演習場付近の静岡県裾野市に、81ミリ迫撃砲をこん包した物資などを落下させたと報告を受けている」と述べました。

そのうえで「当該の物資には実弾は含まれていない。落下傘が開いた状態で降下したことを確認しており、現在、陸上自衛隊が、現場付近を確認中だ。周辺自治体には通知を行い、現在、部外への影響も含めて詳細を確認している」と述べました。