院選 野党5党派が
1人区すべてで一本化

夏の参議院選挙に向けて立憲民主党など野党5党派は、全国に32ある定員が1人の「1人区」すべてで、候補者を一本化することで合意しました。

立憲民主党、国民民主党、共産党、社民党、それに、衆議院の会派「社会保障を立て直す国民会議」は、全国に32ある定員が1人の「1人区」のうち、これまでに30の選挙区で候補者を一本化しています。

13日は野党5党派の幹事長と書記局長が国会内で会談し、残る宮崎と鹿児島の2つの選挙区も加え、すべての「1人区」で候補者を一本化することで合意しました。

また会談では、参議院選挙に合わせた「衆参同日選挙」に備えて、衆議院選挙の小選挙区での候補者調整を加速させる方針も確認しました。

立憲民主党の福山幹事長は記者団に対し、「すべての『1人区』で調整ができたことで、国民にとって非常に分かりやすい選択肢を示すことができた。『衆参同日選挙』も油断することなく、できるかぎりの調整を各党間で加速していく」と述べました。