ージス 萩市民への
説明会でも謝罪 防衛省

新型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の配備先とされる山口県萩市で住民への説明会が行われ、防衛省は、もう1つの配備先とされる秋田市に関係する調査データに誤りがあった問題を受けて改めて謝罪しました。

山口県萩市と秋田市にある自衛隊の演習場が配備先とされる新型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」について、防衛省は先月「安全に配備・運用できる」とする調査結果をまとめていて、10日、萩市で、演習場周辺に住む住民を対象に説明会を行いました。

防衛省は「会場内での取材を拒否している住民がいる」などという理由で非公開にしましたが、説明会の冒頭、秋田市に関係するデータの一部に誤りがあったことを謝罪したうえで、山口県に関係するデータには誤りはないと説明したということです。

これに対し、住民からは「配備に伴う工事で周辺のわき水が減少しないか」などといった懸念が出たということです。

参加した住民は「山口県に関係するデータには問題がないと説明があったが、うのみにはできない」と話していました。