夏の参議院選挙に向けて、安倍総理大臣は４日午後、総理大臣官邸で自民党の二階幹事長と会談し、選挙情勢をめぐって意見を交わしました。

会談で安倍総理大臣は、今月中旬にイランへの訪問を検討していることを踏まえ、二階幹事長に「海外出張があるので留守中はよろしく頼みます」と伝えました。

そのうえで、両氏は夏の参議院選挙の情勢をめぐって意見を交わしました。

このあと、二階氏は記者団に対し「そんな生臭い話はしていないが、参議院選挙の季節なので、季節に合った話をした」と述べました。

一方で、衆議院の解散・総選挙については「今は季節ではない。幹事長が知らずに解散なんてやれるわけがない」と述べ、安倍総理大臣と話していないと説明しました。

参議院選挙に向けて、安倍総理大臣は３日夜、自民党の岸田政務調査会長とも会談し、公約をめぐって意見を交わしています。