議院ペーパーレス化へ
「時代に合った国会に」小泉氏

ペーパーレス化の促進に向けて、衆議院は議員が政府の見解をただす質問主意書と、それに対する答弁書について、紙での配付を取りやめることを決めました。

衆議院は30日の本会議で、衆議院議員が政府の見解をただす質問主意書と、それに対する政府の答弁書について、紙での配付を取りやめ、インターネットなどで直ちに閲覧できるようにするため、規則を改正することを全会一致で決めました。

配付の取りやめは、来年の通常国会から実施される見通しです。

衆議院ではペーパーレス化を促進し、経費の節減につなげたい考えで、年間およそ5000万円の経費が削減されるということです。

国会改革の実現を目指す自民党の小泉進次郎氏は、記者団に対し「時代に合った国会に変えていく第一歩だ。令和の時代に新しい伝統を作り上げていきたい」と述べました。