算を通してもらうため
辞職決断」御宿町 石田町長

町議会との対立が続いていた千葉県御宿町の石田義廣町長は、今年度の予算がいまだに成立していなかった異例の事態を解消したいとして27日、「退職願」を提出するとともに、出直しの町長選挙に立候補する意向を表明しました。

御宿町では、石田町長が導入した事業の継続の是非をめぐって町長と町議会の対立が続いていて、今年度の予算がいまだに成立していないという異例の事態となっていました。

こうした中、石田町長は「町長を辞職しないかぎり、予算案は認められない」という議会側の求めに応じる形で27日午前、町議会の議長に「退職願」を提出し、来月15日付けで辞職することになりました。

これを受けて町議会の臨時議会が開かれ、町が提出した今年度の予算案は全会一致で可決されました。

臨時議会終了後、石田町長は記者団に対し「予算を通してもらうため辞職を決断した。議会からは町長として不適任と評価されているが、町民に信を問いたい」と述べ、出直しの町長選挙に立候補することを表明しました。

新しい町長を選ぶ選挙は公職選挙法の規定で28日から50日以内に行われます。