対に辞めるわけには
いかない」丸山議員

北方四島を戦争で取り返すことの是非などに言及した丸山穂高衆議院議員は20日午前、国会内で記者団に対し、野党6党派が提出した議員辞職勧告決議案が可決されたとしても議員辞職しない考えを重ねて示しました。

この中で、丸山穂高衆議院議員は、北方四島を戦争で取り返すことの是非などに言及したみずからの発言について「憲法の理念を逸脱しているとは考えていない。私自身が実力行使をしたわけではなく、私が『やりましょうよ』という話でもなかった。一つの賛否を聞く形での発言で、全く憲法違反に当たらない」と述べました。

そのうえで丸山氏は、立憲民主党など野党6党派が先週、議員辞職勧告決議案を提出したことについて「発言に対して出すのはゆゆしき事態で、言論府自体がみずからの首を絞めかねない行為だ。私が辞めることで前例を作ってしまいかねないので、絶対に辞めるわけにはいかなくなってしまっている」と述べ、決議案が可決されたとしても議員辞職しない考えを重ねて示しました。