奏映像「説明なければ
政治利用の批判も」玉木氏

安倍総理大臣が天皇陛下に行った内奏の様子の映像が公開されたことについて、国民民主党の玉木代表は「説明責任を果たさないのであれば、政治利用という批判を免れない」と指摘し、公開の理由などの説明が必要だという認識を示しました。

安倍総理大臣は、14日、天皇陛下に、即位後初めて内外の諸情勢などに関する報告をする内奏を行い、宮内庁は、その冒頭の様子を撮影した映像を公開しました。

国民民主党の玉木代表は、記者会見で「内奏の内容や映像を外に出してこなかったのは、天皇陛下に伴う政治利用を最小化しようという細心の注意を払ってきた結果であり、説明責任を果たさず行うのであれば、政治利用という批判を免れない」と指摘しました。

そのうえで「一定のルールを守ってきたことが変わるのであれば、変えた側に説明責任が強く求められる。総理大臣官邸から指示があったのかも含め、説明責任を果たしていただきたい」と述べ映像を公開した理由などの説明が必要だという認識を示しました。