皇陛下即位
各党が談話を発表

天皇陛下の即位にあたり、各党は声明や党首の談話を発表しました。

自民党は、「新元号の令和は万葉集に典拠し人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つという意味が込められている。平和な日本を守り継ぐことを国民に誓い、新しい時代がさらに輝き、希望に満ちたものとなるよう、国政運営のかじ取りをしっかりと進めていく」としています。

立憲民主党の枝野代表は、「令和という時代が、国民にとって幸せを実感できる平和で穏やかな時代となることを祈念する。憲法に定められた象徴天皇制が国民の総意に基づき安定的に継続するために、皇位の安定的継承など重要な課題に真摯(しんし)に向き合う」としています。

国民民主党の玉木代表は、「即位は、国民にわが国へのゆるぎない誇りと未来への希望をもたらす。令和の時代が平和と繁栄の時代となることを願いつつ、国民と皇室を結ぶ敬愛と信頼の絆が、一層深まることに努力を惜しまない」としています。

公明党の山口代表は、「元号に込められた願いである平和が続き、国民が明日への希望とともに、それぞれの個性を輝かせていける新たな時代を開き、わが国と世界の人々の幸福と平和のために、さらなる決意でまい進する」としています。

共産党の志位委員長は、「新天皇の即位に祝意を表する。象徴天皇として、新天皇が日本国憲法の精神を尊重し擁護することを期待する」としています。

日本維新の会の松井代表は、「新しい御代になり、即位礼正殿の儀(そくいれい せいでんのぎ)、大嘗祭(だいじょうさい)、来年の立皇嗣の礼まで、皇位継承の儀式がつつがなく行われ、国民こぞってことほぐことができることを望む」としています。

希望の党の松沢代表は、「令和の御代が、元号の願い通り人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育ち、さらに国運の一層の進展と世界の平和、人類福祉の増進を切に希望する」としています。

社民党の又市党首は、「新天皇は、憲法を遵守し、日本国及び日本国民統合の象徴としてのつとめを果たされることを願う。儀式が憲法の理念にかなったものとなるよう求める」としています。