生田発言で豆乳に
『にがり』入り固まった」

立憲民主党の辻元国会対策委員長は、党の会合で、自民党の萩生田幹事長代行が、消費税率引き上げの延期もあり得るという認識を示したことによって、野党側の結束が強まったとして、反転攻勢に向けて追及を強めていく考えを示しました。

この中で、辻元国会対策委員長は、自民党の萩生田幹事長代行が、消費税率引き上げの延期もあり得るという認識を示し「増税をやめるなら、国民の信を問うことになる」と指摘したことを受けて、「与党は、『衆参ダブル選挙』をにらんだシミュレーションをやっていると思うので、しっかり態勢を整えていかないといけない」と述べました。

そのうえで、「5月の連休が終わったあと、一挙に反転攻勢にいく。萩生田氏の発言で、流動化していた豆乳に『にがり』が入り、野党が結束し、固まったような状況だ。『野党結束、豆腐作戦』として、健康で栄養のある豆腐のような国会議論を行い、議員立法などを提出していく」と述べました。