「高齢者対策 納得いかない」
初当選の91歳

佐賀県鹿島市の市議会議員選挙で、91歳で選挙に初めて挑戦した男性が初当選を果たしました。

21日に投票が行われた鹿島市議会議員選挙には、定員16に対して18人が立候補し、選挙戦になりました。

このうち、昭和3年1月1日生まれで91歳の高松昭三さんは「超高齢社会にもかかわらず行政の高齢者対策には納得いかないところがある」として、今回初めて選挙に立候補し、高齢者対策の充実などを訴えました。

そして、開票の結果、18人中15番目にあたる549票を獲得し、初当選を果たしました。

高松さんは、5年前に、みずからが興した電気工事会社の経営の一線から退き、現在は鹿島市の老人クラブ連合会の会長などを務めています。

高松さんは「4年間を通して高松を選んでよかったと必ず言ってもらえるよう結果を出す覚悟です」と決意を述べました。