鹿児島県垂水市の市議会議員選挙では、市制が開始された昭和33年以降初めて、女性の市議会議員が誕生することになりました。

21日に投票が行われた垂水市の市議会議員選挙には、定員14に対して女性２人を含む17人が立候補して、選挙戦になりました。

開票の結果、無所属で新人の池田みすず氏（45）が３番目に多い696票を獲得し、初当選を果たしました。

垂水市選挙管理委員会によりますと、垂水市の市制が開始された昭和33年以降、市議会議員選挙には４度、女性が立候補しましたが、いずれも落選したということで、市制施行以来初めて、女性の市議会議員が誕生することになりました。

池田氏は「今までにない女性目線で、人と町が元気で、思いやりとぬくもりを実感できる社会づくりに向けて一生懸命頑張ります」と話しています。