108路線のうち今年度
事業予算はこの道路だけ」

衆議院国土交通委員会では、山口県下関市と北九州市を結ぶ道路整備をめぐって、安倍総理大臣と麻生副総理兼財務大臣の意向を「忖度(そんたく)した」と発言し、辞任した塚田国土交通副大臣が、去年12月に自民党の吉田参議院幹事長から要望を受けた際のやり取りなどを記した面会記録が提出されたことを受けて、野党側の質疑が行われました。

このなかで、国土交通省の道路局長は、全国に国直轄で調査を行う道路の候補が108路線あるうち、今年度、事業として予算が認められたのは、この道路だけだったことを明らかにしました。