模原市長選 新人の
本村氏当選 現職の4選阻む

現職と新人の4人の争いとなった相模原市長選挙は、新人で元衆議院議員の本村賢太郎氏が4期目を目指した現職を破り、初めての当選を果たしました。

相模原市長選挙の結果です。

▽本村賢太郎(無所属・新)当選 13万2186票
▽加山俊夫(無所属・現)7万4456票
▽宮崎雄一郎(無所属・新)4万467票
▽八木大二郎(無所属・新)3万5753票

新人の本村氏が4期目を目指した現職の加山氏らを破り、初めての当選を果たしました。

本村氏は相模原市出身の48歳。衆議院議員の秘書や神奈川県議会議員を経て、平成21年の衆議院議員選挙で神奈川14区に当時の民主党から立候補して初当選し、これまでに3回当選しています。

選挙戦で本村氏は国や県での政治経験を強調するとともに現職が進める大規模な開発事業を見直し、市民との対話によって政策を決めていく姿勢を訴えました。

そして、立憲民主党や国民民主党、それに支持政党を持たない無党派層から幅広い支持を集めたほか、自民党の支持層からも一定の支持を得て、初めての当選を果たしました。

本村氏は「市民の皆さんとひざを突き合わせて対話し、相模原の未来をしっかりかじ取りして、令和という新しい時代を築いていきたい。これまでの経験を生かし、市民の方々の小さな声を拾って住みやすい街づくりをしていきたい」と述べました。