い約束したのに望む
スキーム出ない」江東区長

東京 江東区が豊洲市場の受け入れの条件としていた、地下鉄有楽町線の延伸について、東京都は延伸した場合の地下鉄の構造や設備などの調査を、新年度、東京メトロに依頼することを明らかにしました。しかし、延伸が具体化するめどは立っておらず、早期の実現を求める江東区側が都に対し、反発しています。

江東区は、豊洲市場の受け入れにあたり、地下鉄有楽町線を豊洲から住吉まで延伸することなどを条件としていて、都は3月末までに今後の事業の枠組みを示すことになっていました。

28日開かれた江東区議会の特別委員会で、都の担当者は延伸する路線の整備や運行は東京メトロが行うことが合理的だとしたうえで、延伸した場合の構造や設備などの調査を、東京メトロに対して新年度、依頼することを明らかにしました。

しかし、東京メトロは地下鉄の整備を新たに行わない方針を打ち出しているため、都は引き続き、東京メトロや国と協議を進めるとしています。

これについて、区議会側からは「誰が、いつ、どのように事業を行うのかも決まらず、これでは事業の枠組みを示したことにはならない」と反発の声が相次ぎました。

江東区の山崎区長は「固い約束をしたにもかかわらず、われわれが望むスキームが出てきていない。これでは区議会も区民も納得しない」として、都に対して延伸計画の具体化を急ぐよう求めました。