「“考人隠し”せず出して
ここは引けない」辻元氏

厚生労働省の統計不正問題をめぐって、立憲民主党など野党6党派の国会対策委員長が会談し、衆議院予算委員会で、更迭された厚生労働省の幹部職員らの参考人招致が認められなければ、新年度予算案の審議に応じるのは難しいという認識で一致しました。

会談には立憲民主党など野党6党派の国会対策委員長が出席し、厚生労働省の統計不正問題をめぐって、今後の対応を協議しました。

その結果、真相を究明するため、衆議院予算委員会で先週、更迭された統計を担当していた大西康之前政策統括官らの参考人招致が認められなければ、新年度予算案の審議に応じるのは難しいという認識で一致しました。

立憲民主党の辻元国会対策委員長は、記者団に対し「与党には、真相を究明し国民の期待に応えようという姿勢が見えない。少なくとも『参考人隠し』をせず、ちゃんと出してくることが第一歩で、ここは、引けない部分だ」と述べました。