ャッシュレスは初めて
少し緊張した」安倍首相

ことし10月の消費税率の引き上げに伴いキャッシュレス決済のポイント還元制度が実施されるのを前に安倍総理大臣は東京都内の商店街を訪れ、キャッシュレス決済を体験したあと、外国人旅行者の増加にもつながるよう普及に努めたいという考えを示しました。

政府は、ことし10月に予定する消費税率の引き上げに伴う景気対策として中小の店舗などでクレジットカードなどキャッシュレスで買い物をすると5%のポイントを還元し、還元分は国が補助する制度を導入する方針です。

これを前に、安倍総理大臣は2日、世耕経済産業大臣とともに東京品川区の「戸越銀座商店街」を訪れ、キャッシュレス決済を導入した商店を視察しました。

このうち、鮮魚店では専用の機器にカードをかざして電子マネーで刺身を購入したほか、生花店では持参したタブレット端末で店にあるQRコードを読み込んで代金を支払うサービスを利用して花束を購入しました。

視察を終えたあと安倍総理大臣は、記者団に対し「キャッシュレス決済は初めてだったので少し緊張したが簡単に買えた。10月からはいよいよポイント制がスタートする。この機会にキャッシュレス決済をいかし、外国人の観光客4000万人に向けてみな頑張ってもらいたい」と述べました。