田基地の空域通るルート
「在日米軍と基本合意」

東京オリンピック・パラリンピックに向け羽田空港の発着便を増やす新たな飛行ルートについて、野上官房副長官は記者会見で、在日アメリカ軍が航空管制を行う空域を一時的に通過することなどで、在日アメリカ軍との間で基本合意に達したことを明らかにしました。

東京オリンピック・パラリンピックに向けて、政府は先に、羽田空港の国際線の発着便を増やすため、東京都心の上空や、在日アメリカ軍横田基地が航空管制を行う空域を一時的に通過する新たな飛行ルートを設ける方針を決めました。

しかし在日アメリカ軍は、軍用機の訓練などに支障が出かねないなどとして、新たな飛行ルートの設定に難色を示し、調整は難航していました。

これについて野上官房副長官は記者会見で、「在日アメリカ軍との間で基本合意がなされたと報告を受けている。日本を訪れる外国人を4000万人にするという目標を実現するうえでも羽田空港の機能強化は不可欠だ。政府としてもしっかり取り組んでいきたい」と述べました。

政府は、先月から5巡目となる関係自治体の住民らを対象にした説明会を行っていて、ことしの夏ごろまでに自治体などの理解を得たうえで、来年春から新ルートの運用を開始したいとしています。