洋プラスチックごみ
対策などリードする」首相

国連が定めた「SDGs」=「持続可能な開発目標」の達成に向けて、安倍総理大臣は、来年のG20大阪サミットなどの場を活用して、日本が海洋プラスチックごみの問題や気候変動の対策を主導したいという考えを強調しました。

社会や経済の持続的な発展を目指し、貧困や格差の解消などに向けて国連が定めた「SDGs」=「持続可能な開発目標」を達成するため、政府は21日、推進本部の会合を開き、来年の行動計画を取りまとめました。

それによりますと、海洋汚染の原因となっているプラスチックごみの問題の解決に向け、ごみ処理制度の構築や新素材の開発を支援するほか、日本の技術や経験を生かして脱炭素化への取り組みをけん引するなどとしています。

会合で、安倍総理大臣は「G20やTICAD=アフリカ開発会議を通じ、防災、海洋プラスチックごみ対策、気候変動などの取り組みをリードする」と述べました。