やこしい質問受ける」
「ややこしい法案だからだ」

外国人材の受け入れを拡大するための法案審議に関連し、安倍総理大臣が「法務委員会でややこしい質問を受ける」などと述べたことについて、立憲民主党の辻元国会対策委員長は「言語道断で、国会軽視も甚だしい」と批判しました。

安倍総理大臣は5日、参議院法務委員会での外国人材の受け入れを拡大するための法案審議に出席することに関連し「海外から帰ってきたばかりで、時差が激しく残っている中で、法務委員会でややこしい質問を受けるという状況だ」と述べました。

これについて、立憲民主党の辻元国会対策委員長は、記者団に対し「言語道断だ。ややこしい質問を受けたくなければ、ややこしい法案を出さなければいい。国会軽視も甚だしく、このひと言をもっても、不信任に値すると言いたい」と批判しました。

国民 原口氏「怒りに震える」

国民民主党の原口国会対策委員長は記者会見で「『よほど国会を下に見ているのだな』と怒りに震える。おごっているとしか言いようがない。政府が、ややこしい法案を出すから、そんなことになる。『時差ぼけが残っている』と言うなら、海外に行かなければいい。『おごる者は久しからず』ということばを伝えたい」と述べました。