屋に入れてない」市長
美祢市議会が「百条委」設置

山口県美祢市の西岡晃市長が先月、台湾に出張した際、女性をめぐる不適切な行為があったと指摘されているのを受けて、市議会は5日、「百条委員会」を設置し、事実関係の調査を始めました。

西岡市長の台湾への出張をめぐっては、一部の市議会議員が「宿泊先のホテルの部屋に現地の女性を連れ込んだのではないか」と指摘しているのに対し、西岡市長は「女性と一緒にホテルのエレベーターに乗ったが部屋には入れていない」と説明しています。

こうした事態を受けて、美祢市議会は5日、地方自治法に基づく強い調査権限のある「百条委員会」を設置し、事実関係の調査を始めました。

市側に関係資料の提出を求めるとともに、7日には同行した職員から出張内容などについて説明を聞く予定です。

また、委員会は今後、必要に応じて西岡市長や議員に証言などを求めることにしています。

これについて、西岡市長は「当日の行動について委員会でしっかり説明させていただきたい」と話しています。