棄権残念だが核廃絶に
一歩踏み出した文言に」外相

国連に、日本が提出した核兵器の廃絶を呼びかける決議案の採決で、アメリカが棄権したことについて、河野外務大臣は、「残念だ」としたうえで、核保有国と非保有国の橋渡し役として努力を続けていく考えを強調しました。

ニューヨークの国連本部では1日、軍縮問題を話し合う委員会で、日本が毎年提出している核兵器の廃絶を呼びかける決議案が賛成多数で採択されましたが、去年賛成した核保有国のアメリカやフランスは棄権しました。

これについて河野外務大臣は、記者会見で、「若干の意見の違いで棄権となり、非常に残念だったが、アメリカからは『最も現実的な決議案で、日本の努力に敬意を払う』という評価をもらった」と述べました。

そのうえで「核廃絶に向けて一歩踏み出した文言にしたことで、去年よりも賛同国は16か国増えた。さらに核保有国であるイギリスが共同提案国になってくれており、橋渡しとしての役割はしっかり果たせているのではないか」と述べ、引き続き、核保有国と非保有国の橋渡し役として努力していく考えを強調しました。