山田文部科学政務官が辞任 女性問題で 後任に本田顕子参院議員

女性との不適切な関係が報じられ25日、辞表を提出した山田文部科学政務官について、政府は26日の持ち回り閣議で辞任を認めるとともに、後任に自民党の本田顕子参議院議員を起用することを決定しました。

山田文部科学政務官は25日、「文春オンライン」で、女性との不適切な関係が報じられたことを受けて、盛山文部科学大臣に政務官の辞表を提出しました。

これを受けて政府は、26日昼ごろ、持ち回りで閣議を開き、山田氏の辞任を認めることを決めました。

そして後任の文部科学政務官に、自民党の本田顕子参議院議員を起用することを決定しました。

本田氏は参議院比例代表選出の当選1回で52歳。薬剤師で、製薬会社などでの勤務を経て、2019年の参議院選挙で初当選し、これまでに厚生労働政務官や内閣府政務官などを務めました。

政務官の辞表提出 山田議員「ご迷惑とご心配 おわびしたい」

25日文部科学政務官の辞表を提出した自民党の山田太郎参議院議員は、26日国会内で記者団に対し「このたび私の不徳の致すところにより、大変多くの方々にご迷惑とご心配をかけていることをおわびしたい」と述べ、陳謝しました。

そして「国会開会前日に、政務官としての自覚や緊張感に欠けた行為をしてしまったことは事実だ。国民生活の重要課題の審議が待ち受ける中で、政務官として国会審議の障害となることは避けたいと思い、きのうみずから判断し、盛山文部科学大臣に辞表を提出した」と説明しました。

そのうえで「ご批判がすごくあると思うが、そういった国民の方々の声を聞きながら、何ができるのか、何をやらなければならないのか、改めて考えながら誠心誠意、頑張っていきたい」と述べ、議員辞職はしない意向を示しました。

村井官房副長官「説明責任をしっかり果たすべきもの」

村井官房副長官は午前の記者会見で「辞職願の提出があり、後任の人選を行っているところで、速やかに手続きを進めたい。事実関係は承知しておらずコメントは控えるが、山田政務官自身が政治家として説明責任をしっかり果たすべきものと考える。政府としては国会審議に誠実に対応していきたい」と述べました。

立民 長妻政調会長「説明責任が求められる」

立憲民主党の長妻政務調査会長は記者会見で「スピード辞任だが、本人が辞任するということは、一定の事実関係を認めているということだろう。女性に金銭を渡していた疑惑も出ている。子どもの教育の司となる文部科学省の政務官であり、より説明責任が求められる」と述べました。

公明 山口代表「誠に遺憾 襟を正し後任を」

公明党の山口代表は記者団に対し「就任まもなく、国会が始まった段階でこのような事態になったことは誠に遺憾だ。政府として襟を正し後任を任命してしっかり出直してほしい。いま国民がいちばん期待しているのは物価高に負けない生活状況をつくることだ」と述べました。