生氏の発言 偏見が
あるようだ」立民 長妻氏

立憲民主党の長妻代表代行は、23日夜、記者団に対し、麻生副総理兼財務大臣の発言について、「過去の発言を見ると、偏見があるように見受けられる」と述べ、24日召集される臨時国会で、麻生大臣の資質をただしていく考えを示しました。

麻生副総理兼財務大臣は、23日の閣議のあとの記者会見で、政府の未来投資会議で、予防医療がテーマの1つになったことに関連し、「飲み倒して運動も全然しないで、糖尿病なども全然無視して、病気になったという人の医療費を健康に努力している自分が支払うのは、『あほらしくてやってられない』という先輩がいた」と紹介したうえで、「『よいこと言うな』と思って聞いていた」などと述べました。

これについて、立憲民主党の長妻代表代行は、23日夜、東京都内で記者団に対し、「自分の基準で、不摂生と決めつけ、断ずるのはいかがなものか。麻生氏の過去の発言をみると、偏見があるように見受けられるので、ただす必要がある」と述べ、24日召集される臨時国会で、麻生大臣の資質をただしていく考えを示しました。