倍首相が「真榊」奉納
靖国神社の秋の例大祭

17日から始まった靖国神社の秋の例大祭に合わせて、安倍総理大臣は、「真榊(まさかき)」と呼ばれる鉢植えの供え物を奉納しました。

東京 九段の靖国神社では、17日から4日間の日程で秋の例大祭が始まり、安倍総理大臣は、これに合わせて「真榊」と呼ばれる鉢植えの供え物を奉納しました。

安倍総理大臣は、16日から今月20日までの日程で、ヨーロッパを歴訪中で、今回の秋の例大祭にあわせた靖国神社参拝は行わない見通しです。

安倍総理大臣は、第2次安倍内閣が発足して以降、毎年、春と秋の例大祭に「真榊」を奉納しているほか、8月15日の「終戦の日」には自民党総裁として私費で靖国神社に玉串料を納めています。

また今回の例大祭に合わせて大島衆議院議長、伊達参議院議長のほか、根本厚生労働大臣も真榊を奉納しました。

官房長官「私人としての行動」

菅官房長官は午前の記者会見で、「安倍総理大臣が『真榊』を奉納されたという報道は承知している。これは私人としての行動に関するおたずねであり、政府として見解を申し上げる事柄ではない」と述べました。