徳島県知事選挙 現職と新人合わせて4人が立候補

徳島県知事選挙は、現職と新人の合わせて4人が立候補しました。

徳島県知事選挙に立候補したのは、届け出順に、
▽無所属の新人で元参議院議員の三木亨氏(55)、
▽共産党の新人で党県委員会書記長の古田元則氏(75)、
▽無所属の新人で元衆議院議員の後藤田正純氏(53)、
▽6期目を目指す無所属で現職の飯泉嘉門氏(62)
の4人です。

徳島県知事選挙では、6期目を目指す現職の飯泉氏を自民党県連が推薦しています。
これに対し、自民党の元衆議院議員の後藤田氏と元参議院議員の三木氏を自治体の長や地方議員の一部が支援し、「保守分裂」の構図となっています。
共産党は県委員会書記長の古田氏を擁立しました。

三木亨氏は「徳島には多くの課題があり、まだまだインフラも足りていない。徳島に国の助けをもたらし、発展に生かしたい。すべて私にお任せいただいて、共に未来を作っていきたい」と訴えました。

古田元則氏は「県民の声に耳を傾け、税金のむだづかいをやめさせ、清潔公正な県政を作る。一人一人が大切にされる徳島県、個人として尊厳を持って生きることができる徳島県にする」と訴えました。

後藤田正純氏は「徳島は20年で12万人の人口が減り、ふるさと納税も観光客も全国最下位だ。徳島はすばらしい力を持っている。ぜひともこの力を最大化していきたい」と訴えました。

飯泉嘉門氏は「3年におよぶコロナであらゆる業界、業種の足腰が弱くなり、これにロシアのウクライナ侵攻であらゆるものが値上がりしている。困難な状況を1日も早く脱し、安心を実感していただく」と訴えました。