民 筆頭副幹事長に
稲田氏を起用

女性の活躍を支援する姿勢をアピールしようと、自民党は、筆頭副幹事長に稲田朋美氏を起用するほか、衆議院の予算委員長に野田聖子氏を、議院運営委員長に高市早苗氏を推すことを決めました。

自民党は、先の内閣改造などを受けて党内の人事を進めていて、9日の総務会で主なポストの人事を決定しました。

このうち、筆頭副幹事長には、政務調査会長や防衛大臣を務めた稲田朋美氏を起用することを決めました。

また、衆議院の常任委員長などの人事では、予算委員長に野田聖子前総務大臣を、議院運営委員長には高市早苗元総務大臣を推すことなどを決めました。

このあと、加藤総務会長は記者会見で、「日本の場合、政治や経済の分野での女性の活躍がほかの国と比べて低いと言われているので、女性の議員が力を発揮することが女性活躍に資する。それぞれが力を発揮してもらえると期待している」と述べました。

また、二階幹事長は「女性の意見を政治の中に反映していけるようにしようと思っている。国民の声を謙虚に受け止め、これからも反省を怠ることなく、党運営を進めていきたい」と述べました。