水道橋博士参議院議員辞職 れいわ 残りは5人で交代

体調不良を理由に休職していた、れいわ新選組の水道橋博士・参議院議員が、16日、議員辞職しました。

れいわ新選組の水道橋博士・参議院議員は、去年11月から、体調不良を理由に休職していましたが、16日午前、尾辻参議院議長あてに議員辞職願を提出し許可されました。れいわ新選組の山本代表は、記者会見で「水道橋博士議員からは、去年12月から、辞職したいという旨を複数回、強く伝えられてきた。不調をきたしている混乱状態の中で物事を決断することは避けたほうがよいと考えていたが、担当医師から『辞職したいという気持ちは一貫していて、その意思も強い』として、辞職を選んでもよいのではないかという答えが出た」と述べました。

水道橋博士氏は、60歳。お笑いコンビ「浅草キッド」の1人で、コメンテーターやコラムニストなどとして活躍し、去年7月の参議院選挙の比例代表で初当選していました。

初登院の際には 「汗をかくのはこれからだ」

比例代表で初当選し去年8月、初登院した際には「粛々と真面目にやりたい。何もパフォーマンスはないので、汗をかくのはこれからだ。これまで国会や議員の取材もやってきたので、今度は自分自身が議員立法や質問といった実際の活動をしていきたい」と述べていました。

「5人が1年ごとに交代」

水道橋博士氏の辞職に伴い、去年の参議院選挙のれいわ新選組の名簿から、大島九州男氏が繰り上げ当選する見通しですが、山本代表は、残りの任期を有効に活用したいとして、大島氏ら5人が1年ごとに交代して議員を務める方針を明らかにしました。