自民 石破元幹事長「岸田首相は派閥を離れたほうがよりよい」

岸田総理大臣が派閥の会長を続けていることについて、自民党の石破元幹事長は「総理大臣が派閥を離れるのは自民党の良識で、派閥を離れたほうがよりよい」と述べました。

自民党の菅前総理大臣は今月10日、記者団に「歴代の総理大臣の多くは所属する派閥を出て務めていたのではないか」と述べ、岸田総理大臣が派閥の会長を続けていることに苦言を呈しました。

これについて、自民党の石破元幹事長は13日、TBSのCS番組「国会トークフロントライン」の収録で「至極全うなことを言っていると思う。以前は、自民党の総裁や党三役がみんな派閥を離れたこともあったが、いつしかなし崩しになった」と述べました。

そのうえで「総理大臣が派閥を離れるのは自民党の良識みたいなものだった。岸田総理大臣が派閥単位で物事を進めているとは思わないが、形式的にでも派閥を離れたほうがよりよい」と述べました。