秋葉復興相 公選法違反疑いで告発状「コメントしようがない」

去年の衆議院選挙で公設秘書に報酬を支払っていたことが公職選挙法に違反する疑いがあるとして大学教授から告発状が出されたことについて、秋葉復興大臣は「告発状を見ていないのでコメントしようがない」と述べました。

去年の衆議院選挙で秋葉復興大臣が自身の公設秘書2人に合わせて20万円の報酬を支払い選挙運動をさせていたことについて、大学教授が12月5日、公職選挙法で禁じられた運動員買収にあたる疑いがあるとして、秋葉大臣らの告発状を仙台地方検察庁に郵送しました。

これについて秋葉大臣は6日の記者会見で「ニュースで報じられたことは承知しているが、告発状を全く見ておらず、内容がわからないのでコメントしようがない」と述べました。

秋葉大臣はこれまで、2人は法律上認められている「車上運動員」を務めており、報酬の支払いに違法性はないと説明しています。

公設秘書に報酬は運動員買収疑い 大学教授 秋葉復興相らを告発

去年の衆議院選挙で、秋葉復興大臣が自身の公設秘書に報酬を支払っていたことについて、公職選挙法で禁じられた運動員買収にあたる疑いがあるとして、大学教授が秋葉大臣らに対する告発状を仙台地方検察庁に郵送していました。

去年の衆議院選挙で、秋葉復興大臣が自身の公設秘書2人に合わせて20万円の報酬を支払い、選挙運動をさせていたことは、公職選挙法違反の疑いがあると先月、「FRIDAYデジタル」で報じられ、これについて秋葉大臣は、2人は法律上認められている「車上運動員」を務めていたもので、報酬の支払いに違法性はないと説明しています。

これについて大学教授が、公設秘書2人は車上運動員として活動していない疑いがあり、活動していたとしてもそれ以外に選挙運動を行っていれば2人への報酬の支払いは、公職選挙法で禁じられた運動員買収にあたる疑いがあると主張し、秋葉大臣らの告発状を仙台地方検察庁に郵送しました。

告発状を送った神戸学院大学の上脇博之教授は「買収は選挙の公正を害する行為で、徹底した捜査をしてほしい」と話しています。