「こどもホスピス」普及へ 支援の在り方を検討 小倉少子化相

命に関わる病気や重い障害のある子どもたちが、サポートを受けながら遊んだり学んだりして、家族と過ごせる「こどもホスピス」について、小倉少子化担当大臣は、来年発足するこども家庭庁を中心に、普及に向けた支援の在り方を検討していく考えを示しました。

「こどもホスピス」は、小児がんなどの命に関わる病気や、重い障害のある子どもとその家族が、専門知識を持った看護師などのサポートを受けながら過ごすことができる施設です。

その開設や運営を後押しするため11月17日、自民・公明両党の議員連盟の初会合が開かれ、小倉大臣も出席しました。

小倉大臣は「『こどもホスピス』は非常に重要な政策テーマであり、こども家庭庁が文部科学省などと協力し、大きく前進したと思ってもらえるようにしたい」と述べ、来年4月に発足するこども家庭庁を中心に、普及に向けた支援の在り方を検討していく考えを示しました。

具体的には、国内の「こどもホスピス」の現状を把握したうえで、全国に広げていくためには、何が必要かを検討していく方針です。