陸上自衛隊セクハラ被害 元隊員“来週 加害者側から直接謝罪”

陸上自衛隊のセクハラ問題で、被害者の元自衛官の女性は国会内の会合に出席し、来週、加害者側から直接、謝罪を受けることになったと明らかにしました。

元陸上自衛官の五ノ井里奈さん(23)は、ことし6月まで所属していた福島県内の部隊でセクハラの被害を受けたとして調査と関係者の処分などを求め、防衛省は先月、複数のセクハラ行為が確認できたとして謝罪しました。

五ノ井さんは14日、立憲民主党の会合に出席し、来週17日に、セクハラ行為をした隊員から直接、謝罪を受けることになったと明らかにしました。

会合のあと、記者団に対し、「最初の段階で認めて謝ってもらえていたら、このようなことにはならなかった。しっかりと誠意ある謝罪をしてもらいたい」と述べました。

一方、14日の会合に出席した防衛省の担当者は、ハラスメントの実態を調べるために進めている「特別防衛監察」について、対象を退職者にも広げて行い、来月末までメールなどで申し出を受け付けると説明しました。

浜田防衛相「ハラスメント 根絶図る必要」

浜田防衛大臣は閣議のあとの記者会見で「謝罪は本人の意思が重要であり、加害者とされる複数の隊員が直接謝罪すると報告を受けている。ハラスメントは決してあってはならず、根絶を図る必要がある」と述べ、速やかに懲戒処分を行う考えを示しました。